矢板カントリークラブ(栃木県)令和9年12月一杯で閉鎖を決断
- 2026.04.13 お知らせ
太陽光発電所への転用にゴルフ場用地を譲渡方針
会員には閉鎖まで26年度と27年度の年会費免除と
矢板カントリークラブが2027年12月一杯で閉鎖することが3月吉日付け会員宛ての文書で明らかになった。
「ゴルフ場閉鎖及び年会費返金に関するご連絡」として、ゴルフ場閉鎖後は太陽光発電業者に譲渡される予定とのこ
とで、同事業者において各種調査及び設計の検討が進められているという。ゴルフ場閉鎖予定の来年一杯までは会員
としてのプレーは可能で、今回の閉鎖決断により、会員が納付済みの26年度年会費は返還し、27年度年会費(税込み
3・3万円)は徴収しないことも案内された。同ゴルフ場は1973(昭和48)年10月に開場。プロゴルファーが多く所属するなど人気を集め、1990年には1200万円で会員募集を行い、その後クラブハウスを増改築するなど活気があった。しかし、バブル崩壊により料金引下げによる集客や預託金償還問題により年々営業状況が悪化し、会員権発行会社であるミヤ興業㈱は2006(平成18)年2月に会員権の名義書換えを停止して事実上破綻(負債額約
47億円、当時の債権者数約4250名、自己破産申請を準備もその後申請できず)となった。当時、ユニマットグループの㈱矢板レインボーズに対して、ゴルフ場諸施設一式を資産譲渡し、会員とは同社との間で追加金なく無額面会員契約を締結することでプレー権を保護。㈱矢板レインボーズは旧経営のミヤ興業㈱が発行する預託金会員権を㈱矢板レインボーズが発行する無額面のプレー会員権に差し替えた。
その後、ゴルフ場は2010年6月に冠婚葬祭業のアルファクラブグループ、また新設分割で2022年4月に設立された矢板カントリークラブ㈱の株式を㈱須山液化ガス(宇都宮市)グループが引き受け、またも経営交代した。
今回、会員への説明に当たり代理人となった松尾慎祐弁護士(さくら共同法律事務所)によると、「ある程度時間
があるうちに会社の方針を示すために今回の案内となった」と説明。代々、会員のプレー権は承継しており、現
経営となって行っていた正会員募集(11万円、手数料1.1万円)は受付けを停止したという。
矢板カントリークラブ・つばさゴルフHPへ⇒https://www.tsubasagolf.jp/course/course625536a88d978/