プレディアゴルフ用地提供により来春で閉鎖へ

  • 2022.10.04

奈良カントリークラブ(18ホール、昭和44年8月開場)と系列コースのプレディアゴルフ(18ホール、昭和50年7月開場)は、〝令和5年春国の収容(大規模広域防災拠点)のため、プレディアゴルフが閉場になります〟として、9月1日から両ゴルフ場の会員権名変を停止した。

これにより、ゴルフ場のなくなるプレディアゴルフの会員と、奈良CCとの共通会員権を保有している会員には預託金部分(40~100万円、多くは40万円)を返還する方向にあるという。プレディアゴルフ単独の会員は100名前後で、詳細は決まっていないが奈良CCへの入会も受け入れる方針だ。
 

奈良CCによると、プレディアゴルフの営業は来年春までとしているが、まだ従業員の処遇問題もあり具体的な月日までは決定していないという。いずれにしても、ゴルフ場側で更地にする工事を行い引き渡す予定としている。プレディアゴルフは、2007(平成19)年3月に奈良CC大野コースから〝誰もが気軽に利用できる、親しみやすいコース〟というコンセプトで現名称に変更していた。