伊東カントリークラブ(静岡県)バンリューゴルフグループ入り

  • 2021.04.30

昭和53年10月開場の伊東CC(18H)が4月からバンリューゴルフグループ入りした。

 (株)バンリューゴルフのホームページで「4月1日付で、㈱バンリューゴルフは日立造船(株)より、(株)伊東カントリークラブの株式の100%を譲り受けました」と公表した。グループの13コース目となる。

 4月12日の予約からプレー料金を昼付きプランに変更。昼食時のドリンクバー(アルコールは1ドリンクまで)と昼食付きで税込み平日6500円、土・日祝日9900円で案内を開始した。従来のプレー代で昼食・ドリンクバーが付いた感覚のお得感で予約が伸び始めているという

 伊東CCの従来の親会社は前記の日立造船(株)で、平成19年8月に(株)伊東カントリークラブは民事再生法適用を申請し、翌年1月に親会社の日立造船(株)の支援により債権を目指す再生計画案が認可決定となっていた。

 当時の再生計画では、一般債権者及び退会会員に対しては24 %を弁済、継続会員は14%を弁済するとともに平日会員は正会員に権利変更、正会員には1口に付き額面のない会員権を1口付与(子会員権の初回の名変料は無料)し、継続会員からは弁済額の中から1万円を新預託金として預かり、将来退会時に返還することとなっていた。 今回の親会社交代にあっても、会社株式の譲渡であり、会員の権利には変更ないとしている。現在の会員数は750名程度と少なくなっていることから、ゴルフ場再生で実績を挙げているバンリューゴルフが営業面でも刷新していくようだ。