千葉夷隅ゴルフクラブ(千葉県)チャンピオンティを来年使用開始へ

  • 2021.10.31

千葉夷隅ゴルフクラブ(27H)は、自社で造っているチャンピオンティが全体の3分の2完成し、来夏のコースレート査定完了後に全ホールでの使用を開始するとしている。

 同クラブのティグラウンドは元々4つあり、距離の長い順にブラック、ブルー、ホワイト、レッドと色分けされていた。3年ほど前にレディース、シニア対策として全長4,800Y程度と距離の短いティグラウンドを建設、グリーンティとした。グリーンティの完成まで一番距離が短かったレッドティは、グリーンティ完成に伴い、ゴールドティとカラーを変えた。 現在は5つのティグラウンドで営業しているが、それにチャンピオンティを加えて6つのティグラウンドとなるもの。

 チャンピオンティは、ブラックティよりもさらに距離が長くなり、全長7,250ヤード前後とする計画。チャンピオンティは、東コースと南コースのほとんどで既に完成しており、あとは南コースの一部と西コースを残すばかりとなっている。

 同クラブの岡本豊総支配人によると、「チャンピオンティについてはプレーの進行上、事前の申告をお願いする予定ですが、ブラックからグリーンまでの5つのティはプレーヤーが自由に選択できるようにしています。プレーヤーは、プレー当日のコンディションで選んだり、ティグラウンドを変えることによって攻め方も変わるので練習目的であれこれ選んだりと楽しまれているようです」と話している。また、「特定のティグラウンドの利用が偏らないので、どのティグラウンドも踏圧による芝はげがありません」とコース管理の負担軽減にもなっているという。

 なお、チャンピオンティ完成後にはバンカー造成に着手し、戦略性を高めていくとしている。