大宮国際カントリークラブ(埼玉県)の荒川河川事業に関わる変更について

  • 2023.05.24

 大宮国際カントリークラブ(埼玉県)より、荒川河川事業に関わる変更についての通知がありましたので、原文のままお知らせいたします。

   関東ゴルフ会員権取引業協同組合 組合員様

   並びに 当大宮国際カントリークラブへ入会を検討されている皆様へ

 日頃より、当大宮国際カントリークラブの名義書換手続きにおきまして、ご理解とご協力を賜りまして熱く御礼申し上げます。

 国が進める荒川河川事業におきまして令和2年7月3日付にて組合員の皆さまにご通知させていただいておりますが、当ゴルフ場に関わる本事業に関しまして、当初の内容と変更が生じる状況となっておりますので、下記のとおりお知らせいたします。

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 当大宮国際カントリークラブに関わる国の『荒川直轄河川改修事業(第二・第三調整池)』におきまして、先般、国土交通省・荒川調整池工事事務所の担当官が当クラブに来訪され、当クラブに対して、これまで通達されていた内容を一転する通告が口頭でなされました。

 国から口頭で通告された内容は次のとおりです。

①令和6年4月から予定していた本事業工事・大宮国際カントリークラブ専有部分の着工を令和8年4月に延期する。

②それに伴い、令和2年6月11日付にて大宮国際カントリークラブに対して、「令和6年3月末日限り、荒川左岸の一部官地部(第三調整池事業において囲繞堤が建設される箇所の土地)の占有許可を解除する」と通告した内容をいったん白紙として撤回し、令和8年3月末日まで、現行どおり官地の占有を許可する。

③あらためて大宮国際カントリークラブに対して、「令和8年3月末日限り、荒川左岸の官地部(荒川河川に並行する川越市道3555号線に面した道路から荒川側の占有地全て)の占有許可を解除する」旨、通告する。

 当クラブは、昭和41年の開場依頼57カ年、45ホールの河川敷ゴルフ場として、大半の土地を国土交通省より河川占有許可を受けて営業を行ってまいりました。

 これまでの国からの令和2年6月の通告に従って、令和6年4月1日より9ホール減の36ホールにて営業をできるように準備を進めておりましたが、このたびの急な変更による通告によって(約3年ほど現状の45ホールのまま営業できることにはなりますが)令和8年4月1日からは当初の見込んでいたホール数減少よりも、更なる減少が見込まれることとなります。

 当クラブと致しましても、大幅な変更通告に非常に困惑していて、現在、早急に国土交通省に対して、口頭ではなく、書面での通告を求めるなど対応に追われていますが、まずは取り急ぎ当クラブへ入会をご検討いただいている皆様へ現況をお知らせすべきと本ご案内をさせていただく次第です。

 つきましては上記現状を留意していただいたうえで、名義書換手続きをご検討頂きますようにお願い申し上げます。

 また、入会を希望される方におきましては、これまでどおり「承諾書」の提出を必須をさせていただきますので、何卒宜しくお願い致します。

 取り急ぎご案内いたします。

                                        以上

                                       令和5年5月22日

                                       大宮国際カントリークラブ

                                       支配人 山田 康夫